Q&A

手形の割引とその方法を解説しています。このサイトを見れば初心者でも簡単にできます。

手形割引博士の商業手形講座
Q&A

さあ、ここまで読んでもらえればバッチリ手形割引について、頭に入って……何?まだよくわからないところがある?……仕方ないのぅ。それでは手形割引についての一問一答じゃ!手形割引初心者向けの質問ばかりを集めてみたぞ!これでしっかり勉強じゃ!

【Q1】
すいません…そもそも「手形割引」って何ですか?

むむむ…よかろう。何事も基礎は大切じゃ。
手形割引とは、手形の所持者が手形の額面を支払期日(満期)前に現金化したい場合に行う資金調達法じゃ。銀行や手形割引専門業者に依頼し、手形の額面から支払期日までの割引料を差し引いた金額を現金化できるのじゃよ!法律上、手形は銀行や手形割引専門業者に裏書譲渡する、という形を取るのじゃよ。

【Q2】
「振出人」って何ですか?

手形の発行者のことじゃ。約束手形の場合、記載された金額を支払う義務のある者のことじゃな。逆に、手形に記載された金額を受け取ることができるのが「名宛人(受取人)」またはその「指図人」となっておる。

【Q3】
為替手形の名宛人はお金を支払う必要があるのに、
なぜ約束手形の名宛人は支払われたお金を受け取ることができるの?

これにはまず「名宛人」の意味から説明せねばならんのぅ。「名宛人」とは手形に「○○殿」と書かれた者のことを指すのじゃ。
種類について」にて説明したように、約束手形は「振出人」と「名宛人」との間でやり取りが行われる。振出人が支払うお金を、名宛人が受け取る、というわけじゃな。 一方、為替手形の場合、「○○殿」と書かれた者は「引受人」つまり振出人に代わり支払を行わなければならない者なのじゃ。よって「名宛人」=「支払人」となるんじゃ。
「名宛人」とは特定の役割の者を指すのではなく、手形に指定された者、ということじゃな。だから約束手形の時は受取人になり、為替手形の時は支払人にもなる。
ほっほっほ。なかなか複雑じゃのぅ。

【Q4】
チェックライターって何ですか?

手形に記載されている額面があるじゃろ?あの額面を手形に記載する機械が「チェックライター」じゃ。現在では電動の機械が主流じゃが、未だに手動式の機械にこだわる者もおるようじゃのぅ。

チェックライターを使用して手形に記載する書式には、アラビア数字で額面を記載し、「¥」と「※」で挟まねばならんというきまりがある。手書きの場合は額面を漢数字で記載し、「金」と「円」で挟まねばならんぞ。気を付けてくれい。

【Q5】
手形の裏書人って何ですか?

手形の裏面にはいくつかの「裏書欄」があり、ここに署名・押印した者を裏書人というんじゃ。裏書をした者は、その時点で手形の権利を譲渡されたことになるんじゃよ。裏書人となた者が、手形の権利を誰かに譲渡する場合には、さらに誰かに裏書してもらい権利を移動させねばならん。

手形がもし不渡になった場合、裏書人は現在の手形の所持人から手形と引換に額面の支払を求められることになる。この請求に応じて支払を行った後は、自分の前の裏書人に支払を求めることができる、という仕組みじゃな。

【Q6】
手形の不渡ってどういう状態をいうんですか?

手形の決済日に資金が足りず、決済ができない状態じゃ。手形には「支払期日」が記載されておるが、この日になるとその手形は取り立てに回されるのじゃ。手形は手形交換所から決済銀行に回され、資金があれば無事決済となる。しか〜し、資金が不足していた場合!手形は「不渡」の付箋を付けられて持込んだ者に、「不渡手形」として返還されるのじゃ!
この不渡手形を受け取った場合、するべきことはただ1つ。手形をくるっと裏返し、直前の裏書人に額面の返還を請求するのじゃ!そして額面通りの金額を受け取った後は、その手形を裏書人に渡すことになる。その裏書人は、さらに自分の前の裏書人に請求に行くわけじゃな。こうして不渡手形は順々に振出人まで戻っていくことになる、というわけじゃな。

【Q7】
約束手形と小切手の違いって?

簡単にいえば、支払期日があるかないかの差じゃな。どちらも振出人が金融機関に当座預金口座を作り、その口座から受取人に額面が支払われることになる。しかし約束手形が(手形割引をしない限り)手形表面に記載されている「支払期日」まで、支払がなされないのに対し、小切手は振出人によって振出されたその時から、金融機関によって支払が可能なのじゃ。
詳しくは「種類について」をご覧あれ。

【Q8】
約束手形と為替手形の違いって?

約束手形は「振出人」と「名宛人」の二者間にてやり取りが行われる手形じゃ。一方、為替手形は「振出人」「引受人」「受取人」の三者間にてやり取りが行われる手形なんじゃよ。詳しくは「種類について」を見て欲しいのぅ。

【Q9】
銀行による手形割引と、割引専門商社による手形割引では、どちらが得なんですか?

どちらにも一長一短はあるから一概には言えん、というのが答えじゃのぅ。急ぎで資金が必要な場合は、手形割引専門商社による割引の方が得じゃ。面倒な審査もないし、割引枠に上限もないしのぅ。一方資金繰りに余裕があるのであれば、割引レートの低い銀行の方が得と言うこともできるわけじゃ。ただし持込人の信用状況によって割引を却下されることもあるのが銀行の手形割引なんじゃよ。置かれた状況によって、どちらが得かは異なってくるのじゃ。

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