手形割引博士の基本講座手形割引ってどういうものなの?
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「手形」は企業同士の決済で使われる有価証券ですよね。
その手形に「手形割引」というものがあるそうですが・・・
一体どういうものなんですか?
「手形」は企業同士の決済で使われる有価証券ですよね。
その手形に「手形割引」というものがあるそうですが・・・
一体どういうものなんですか?
取引先から受け取った商業手形を換金する方法が「手形割引」じゃ。どうしても現金が必要なとき、企業にとっては頼もしい存在じゃな。この手形割引について、商業手形割引に携わって60年の手形割引博士が解説してやるぞい。
手形割引とは?
手形割引とは、手形に記載されている決済日前に現金化することじゃ。本来であれば期日がこなければ現金化はできないのじゃが、支払期日の前に現金が必要なときに利用すれば現金を手にできるのだ。
「割引」ってどういうこと?
手形“割引”というのは、現金化する日から支払期日までの金利相当分を差し引いた金額を受け取るという意味じゃ。大ざっぱにいうと、「期日より前に現金化する分、相当の割引料が引かれてしまう」ということじゃな。たとえ金額が減っても今すぐ現金がほしいというときに重宝されるぞ。
もうちっと具体的にいうと、手形の所持人が支払期日より前に現金化したいと思ったとき、額面から支払期日までの相当分の利息(割引料)を割り引いた(差し引いた)金額で“金融機関(あるいは手形割引業者)に買い取ってもらう”ことを言うんじゃよ。
手形を「売買」するということ?
手形割引による換金は、法律的に「手形の売買」と考えられておる。だから、銀行に手形を持っていけばいつでも誰でも買い取ってくれるかといったらそうではないんじゃ。
銀行としてもビジネスになるわけじゃから、通常の融資と同じように
- この依頼人は割引をするに値する信用力があるか?
- 手形振出人(手形を発行した者)の信用力があるか?
などを調査したうえで買い取るかどうかを決めるわけじゃ。
もっと手形割引のことを知りたいあなたに
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「手形割引のことをもっと知りたい方は他のページもチェックしてみてくださいね! 博士と私が所属する「中小企業振興」の割引率などもご案内もしています!
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